THE END
ここまで描いて、この先の展開をなにひとつ考えていなかったので終わった非常に古くて恥ずかしいまんがですた。
おいィ・・・幸佐を自重していないナワはちょっとすごいんじゃないのか?
しっかし慶次大好きだな!!!!!
まあ政宗勢はともかくとして、豊臣コーポレーションはひとりかくれんぼの最中に大量に心霊現象を引き起こして慶次が気絶して撮影中止になるのが目に見えてますね。
仕方がないのでねねがその悪霊たちを退治する退魔ものドキュメンタリーホラームービーとなり一世を風靡したのは言うまでもありません。
しかし頑張ったものは頑張った慶次を半兵衛は流石にアワレに思ったので、おまけのラブストーリーをつくってやることにしました。
主演はもちろん秀よ・・・慶次が泣いたので、ちゃんと慶次にしてあげました。
しかしねねが「それならヒロインはもちろん半兵衛ねv」と言ったので事態は心拍停止の急展開を迎えるハメに・・・。
「竹中ァ・・・まさかお前らがそんな仲だったんなんて想像もつかなかったぜ!」
「竹中殿どうかいつまでもお幸せに!」
「半兵衛を泣かせたらただじゃおかないんだからね!」
何故か舞台は協会のキャペルへ。
「ちょっとねね君!これフィクション!フィクションだよね!?」
「うむ、綺麗だぞ半兵衛・・・こんな日がくるとは俺は俺は感動で前が見えぬ!」
「しっかりバージンロードにエスコートしてあげてね秀吉」
「ひでよしいいいぃぃ」
優勝は「私立宝○優雅学園、わたくしたちの美しきため息」を見事に演じきった上杉&北条&前田肉屋&姫若子だったとか。
おいおいよせよ内容なんて聞くんじゃねえよ語り出したら止まんねーぜ?
聞いてない?だがもう遅い!
※以下一部カオスなので反転処理↓
キャスト
かすが ・・・ 上杉かすが
謙信お姉さま ・・・ 上杉謙信
北条理事長 ・・・ 北条氏政
まつ子(親友) ・・・ 前田まつ
こた子(妹) ・・・ 風魔小太郎
もとち子(妹) ・・・ 長宗我部元親
舞台効果 ・・・ 前田利家
かすが「あるところに恋する乙女がいた。名前はかすが、ああしかし憧れのあの人は恋をしてはいけない身分のお方・・・かすがは愛しくて愛しくて今日も死んでしまいそうです・・・!」
まつ子「ごきげんようかすが。今日も今日とて恋煩い、その切なさ甘い疼きと苦しみ、まつ子になにか協力できることはございませんか?」
かすが「ああまつ子・・・何故、何故あの方は謙信様なのだろう?ああわたしはただの一学生、謙信様は由緒正しき家柄の正式なご令嬢・・・敵わぬとわかっているのにかすがはかすがは・・・!」
まつ子「まあまあお労しい・・・せめてまつ子が一時の休息となりますよう」
かすが「まつ子・・・!」
(かすが、まつ子を抱きしめくるくると回る)
暗転
かすが「ああテニスをしながらも恋患い、かすがはかすがは・・・いっそ壊れてしまいたい!このボールのようであなたの手の上でひっそりと幕を閉じたい・・・!」
もとち子「ごきげんようお姉さま!一緒にダブルスを組んで下さりませんかしらぁ!?」
かすが「ああ・・・手が・・・手が動かない・・・!ダメです謙信様!この美しくない女装男だけは抱けません!ごめんなさいごめんなさい!」
もとち子「ああっ待ってよくださいですわオネエ様あぁーっ!」
(かすが、もとち子を抱きしめバック転出来ず退場)
暗転
こた子「・・・・・・・・」
かすが「ハァッ・・・ハァッ・・・もう追って来ないな?ひどい目にあった・・・目が潰れては謙信様のお美しいお顔が二度と拝見できないではないか・・・はっこんなことを思っていてはダメだ、ダメなんだ・・・!」
こた子「・・・・・・・・」
かすが「あッ」
(こた子とかすが衝突する)
かすが「危ない!」
(咄嗟にこた子を抱き抱えるかすが、こた子赤くなる)
こた子「・・・・・・・・」
(しかし首を傾げる小太郎、台本を忘れたようだ)
理事長「こりぇ小太郎っじゃないこた子!赤くなるのじゃ赤く!」
こた子「(赤く・・・赤・・・赤いもの・・・を頬につける?・・・もうついてるんですけど)」
かすが「そうじゃない小太郎、実際赤くならなくてもいいから仕草だけでも赤くなるんだ」
こた子「!(仕草・・・赤い仕草・・・???)」
かすが「こう恥ずかしそうにキュンとして目を潤ませたりするんだ、ほら秀吉を見る竹中の目だ、早く!」
こた子「!」
(流石忍、すばやく飲み込んで細くて純情で可愛い表情を見せる)
かすが「・・・・ぐ・・・・・」
こた子「(どう?)」
かすが「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
(かすがはこた子を抱きかかえたまま銀河の彼方まで退場していきました)
理事長「しょええええええ天井おおおお!!!!」
もとち子「まじですなのかよおぉぉ!!!!」
まつ子「あらあらまあまあ」
謙信様「なんという美しき軌道、さすがはわたくしの愛しきかすが」
利家「上杉の忍は元気だなぁ」
THE END
そのダイナミックさと、舞台を撮影するという斬新さが功を相したのか見事優勝できた上杉チームでしたが、
ようはチームの中でも比較的マトモなだけでした。
他のチームはクランクアップ前に撮影不可能とか、出来上がっててもめちゃくちゃすぎるとかそんなんばっかだったんだよ!
おわり!(笑)